【失業保険】の受け取り方について徹底解説!

失業した際

再就職までの生活を支えるために給付されるのが

失業保険です。

 

しかし

全ての失業者が受け取れるわけではなく

失業理由によって受け取れる時期も変わります。

 

今回はそんな失業保険について

詳しく説明していきます。

質問者の写真
今回も一緒に学びましょう~

 

失業保険を受け取るための条件

①雇用保険の加入期間が過去2年間で通算12ヶ月以上ある

※会社都合での離職、もしくは自己都合であっても正当な理由
(身内の介護や配偶者の転勤など)

がある場合は、1年間で通算6ヶ月以上で可

②ハローワークで積極的に転職活動している

失業手当を受け取るには

ハローワークで求人に応募したり

面接を受けるなど

積極的な就職活動をしている必要があります。

解答者の写真
働く意思を見せやなお金は貰えへんってことやな!

 

失業保険の金額

失業保険は離職前の給与のおよそ50%〜80%です。

給与が低かった人ほど

給付率は高く設定されています。

給付日数について

失業保険を給付してもらえる日数は

退職理由が自己都合か、会社都合(倒産など)かで

変わってきます。

結論から言うと、会社都合の方が長く給付してもらえます。

  • 自己都合での退職 給付日数…90日〜150日
  • 会社都合での退職 給付日数…90日〜330日
質問者の写真
やっぱり自分の都合で辞めた場合は短いんやな…。

 

次の章でお伝えしますが

自己都合で退職すると、給付されるまでの期間も

会社都合より時間がかかります。

そのため

あらかじめ給与数ヶ月分の貯金をしておくなど

準備が必要です。

失業保険を受け取る手続き

では次に

失業保険を受け取るための手続きについて説明します。

詳しくはこちらの記事も参考にしてください。

知っているようで知らない失業手当の仕組みと手続き方法★三重ハローワーク確認済みの手順を紹介!

 

①以下の6点を持参してハローワークへ行きます

  • 雇用保険被保険者証
  • 離職票
  • 印鑑(認め印でOK)
  • 住民票もしくは運転免許証
  • 証明写真(3×2.5センチ)
  • 貯金通帳

②ハローワーク職員と面談すると受給資格が決定します

 

③7日(待機期間)後に雇用保険受給説明会に出席し、雇用保険受給資格者証を受け取ります

 

④②の受給資格決定日から約1ヶ月後に初回の失業認定日がくるので、指定日にハローワークへ行きます

解答者の写真
ここまでで1ヶ月くらいかかるんか

 

ここからはまた退職理由が

自己都合か会社都合かで異なります。

 

・会社都合での退職

初回の失業認定の1週間後に

失業手当が振り込まれます。

・自己都合での退職

③の待機期間7日間のあと

さらに2ヶ月間の給付制限期間があり

その後、2回目の失業認定のあとに

初めて失業手当が振り込まれます。

質問者の写真
自己都合やとそんないにかかるんか(泣)もっと早く貰える方法はないんかな?

 

自己都合退職でも失業保険を早くもらえる場合

自己都合の退職でも

場合によっては会社都合の退職と同じタイミングで

給付金をもらえる場合があります。

①過度な残業がある場合

退職前の3ヶ月の毎月の残業時間が45時間以上の場合

給付制限を受けずに済みます。

簡単にいえば、そんなに残業が多い過酷な職場であれば

退職もやむなし、と判断してもらえるということです。

ただし、タイムカードや給与明細など

残業時間の証拠が必要です。

 

また、会社自体は自己都合退職でも構いませんが

ハローワークでの退職理由は過度な残業にしましょう。

質問者の写真
残業が多い場合は証拠を取っておくことが大切やな

 

②職業訓練校に通う

ハローワークを通じて職業訓練校に入学すれば

自己都合退職であっても待たずに失業保険がもらえます。

しかも無料で再就職のための技能を身につけることができます。

解答者の写真
これは一石二鳥でやらへん手はないな

 

③正当な理由による離職の場合

社会保険の加入期間が6ヶ月以上12ヶ月未満で、

「正当な理由」により自己都合退職した場合も

給付制限を受けません。

「正当な理由」とは

親の死や妊娠・出産などを指します。

チル

質問者の写真
もしそれでもお金が足りへん!ってなったら、アルバイトとかしてもいいんかな?

 

失業保険受給中でもアルバイトは可能

失業保険受給中でも

アルバイトは可能ですが

気をつけるべき点がいくつかあります。

待機期間中の7日間はしない

待機期間中にアルバイトをしてしまうと、

その分だけ待機期間が延長されます。

アルバイトをするのは

初回の失業認定を受けたあとにしましょう。

1週間の勤務時間は20時間未満に抑える

基本的に、1週間に20時間以上働くと

雇用保険の加入対象となります。

そうすると、「就職した」と見なされ

失業保険を受け取れなくなる可能性があります。

失業認定日に申告する

4週間に一度の失業認定日にアルバイトで得た収入や

働いた日数を正確に申告しましょう。

虚偽の申告をすると「不正受給」と見なされ

受け取った額の3倍の金額を返さなくてはならなくなります。

解答者の写真
ひぇ…それは怖いな。必ずちゃんと申告にしないとな

 

失業保険受給中でも扶養に入れる

仕事を辞めると、通常

健康保険は任意継続や国民健康保険に切り替わります。

そうすると保険料の自己負担額が大幅に増えます。

質問者の写真
えぇ!?収入がない時にそれは辛すぎるっ!

 

そのため、配偶者がいる方は「扶養に入る」のも手でしょう。

しかしそのためには、年収を130万円未満に抑える必要があります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は失業保険の貰い方や条件

また、なるべく早くもらうための方法についてお伝えしました。

 

失業保険は今まであなたが真面目に働いてきた結果の権利でもあります。

上手に利用して、転職期間を乗り越えましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です