資産運用と聞いたときに
真っ先に「株」を思い浮かべる人は
多いのではないでしょうか。
「株なんてギャンブルでしょ?大損した話もたくさん聞くし…」
と、マイナスなイメージから
資産運用そのものを避けてしまっていませんか?
今の時代、資産運用は高いリスクのものだけではありません。
リスクを抑えて将来を見据えた資産運用をするためにどうしたらよいか
ご紹介いたします!
目次
資産運用のトレンド
この数年でたくさんの金融用語が見られるようになりました。
まずは簡単におさらいをしていきましょう♪
「制度」について
資産運用で人気がある制度は
- NISA
- つみたてNISA
- iDeCo
が挙げられます。
購入できる「商品」は限定されていますが
利益に税金がかかりません。
iDeCoは所得税を減らす効果もあります。
「商品」について
人気がある商品は投資信託です。
主に証券会社に口座を作って購入ができます。
証券会社を通してNISA、つみたてNISA、iDeCoの口座も
作ることができます。
証券会社は株、REIT、国債、コモディティ、ゴールドなどなど…
たくさんの商品を取り扱っています。
そもそもリスクって何だろう?
プライベートでも仕事でも
リスクという言葉は使われていますよね。
その場合は「危険がある」という意味で使うことがほとんどでしょう。
ですが投資における「リスク」という言葉は
実はちょっと違う意味を持っているのです。
投資でのリスクは「振れ幅の大きさ」のことです。
例えば
①投資した100万円が130万円に増える or 70万円に減る
②投資した100万円が105万円に増える or 95万円に減る
この場合
①の振れ幅は60万円ですが
②の振れ幅は10万円です。
つまり
①はリスクが「高い」
②はリスクが「低い」
と言えるのです。
リスクが高いほどリターンも大きく
資産運用ではほぼ絶対のルールとされています。
リスクが低いのに、リターンが大きいのは
「不自然」と疑うべきでしょう。
このように、資産運用ではリスクは「避けるもの」ではなく
「受け入れるもの」と考えられているのです!
含み損のストレスは高い
現在トレンドである「投資信託」は
「中程度のリスク」と言われています。
株ほど値の振れ幅は大きくありませんが
それでもマイナスになってしまうことも(涙)
長期運用と分散投資をすれば
リスクを軽減できるとも言われます。
ですが、日々の値動きは気になってしまいますよね。
含み損があると、すぐに解約してしまう人がとっても多いんです!
実際、日本人の平均保有期間は4年程度と短いのです…。
リスクの低い資産運用とは?
人は頭では理解していても
含み損などを見ると耐えることができません。
ストレスを抱えるより、リスクの低い資産運用の方が
「幸せな人生」と言えるのではないでしょうか?
ここからはリスクの低いカテゴリーを見ていきましょう。
定期預金
定期預金は一定期間を決めてお金を預けるものです。
元本が保障されているので安心感があります。
1ヶ月~5年で好きな期間が設定をします。
一般的に長期で預けるほど利息が高くなる傾向があります。
利息の計算方法も長期だと有利な「複利」のことが多いでしょう。
普通預金よりは金利が高く
銀行窓口やインターネットから手軽に始められます。
期間が設定されるとは言え
ほとんどが途中で解約ができますのでビギナー向けです♪
国債
国債とは国がお金を借りるために発行する債券のことです。
国にお金を貸す代わりに、利息を受け取ることができます。
日本はもちろん、ほとんどの国が発行をしています。
日本では、自国の日本国国債とアメリカ国債に人気がありますよ。
日本国国債は毎月発行しています。
1万円から購入が可能で、元本割れの心配もありません。
3年、5年、10年と貸す期間を選ぶことができます。
3年と5年は金利が固定されていて、10年は金利が変動します。
日本国国債は「マイナス金利」状態ですが
年率0.05%の最低限保障があります。
そのため、プラスになる可能性がある10年国債が人気です♪
10年間は長い!と思うでしょうが
いざという時は途中で解約ができます。
ただし、ペナルティとして
直近2回分の利息は差し引かれますのでソコは要注意!
海外の国債はその国の通貨を買う必要や
最低購入価格が高いというハードルがあります。
国債を含んだ投資信託を購入するのが手軽でしょう。
外貨預金
海外のお金に変えてから預けるものです。
例えば、日本円をドルに変えて
ドルを先述の定期預金に預けます。
日本の定期預金よりも金利が高く設定されていて
日本円から変えたタイミングより円安になっていれば
為替差による利益も狙えるのが魅力です。
逆に円高だと損にもなります。
デメリットも「日本が危機的状況になったときに資産を守る用」だと
目的を決めてしまえば、気にならないのではないでしょうか。
金(ゴールド)
「守りの資産」と言われるのが金です。
金は大昔から価値が認められ
近代まで通貨の基準となっていました。
信用で成り立っている通貨と違い
物として存在している希少な金は価値が
ゼロになることはありません。
金は金庫で保管するのが基本ですが
今では現物はもたず証券会社で金を「財産上」持つ
という形が増えています。
重たくてかさばる金の保管って
大変ですもんね(汗)
運搬や金庫を用意するコストも抑えられるメリットがあるので
主流になっています♪
金の取引も値動きがあり
戦争など危機があると値上がりをします。
株価と逆の動きですね。
このように値動きがあるため
売却タイミングによっては損をする可能性もゼロではありません。
値動きのリスクを抑えるため
毎月少しずつ購入する「純金積立」がオススメです。
まとめ
「いくら利益がでた」という周りの話に流されて
投資を始める人も多いでしょう。
一方で含み損を見るのがストレスだ、値動きが不安
という声もあります。
そんなあなたにオススメな資産運用が
リスクを抑えた投資方法です。
利益は少ないですが確実で
「今日の値動きはどうかな…損してないかな…?(涙)」
なんて気にする必要は少なくて済みます。
資産運用は自分が幸せになるためのツールの1つです。
自分の性格に適したスタイルで続けてみましょう♪