あなたが病気や怪我をしたとき
生活を保障してくれるのが生命保険です。
ですから、保険料が高いなぁと思いつつ
加入している人もいるでしょう。
そんな方に今回おススメしたい商品がこちら!
「共済」です!
共済は生命保険と同じような
機能を持ちながら
生命保険の保険料にあたる
掛金が安いのが特徴です。
万一の保険はかけておきたいけれど
月々の負担は安く抑えたい
そんな人には今回の記事は必見です。
目次
1 共済とは
共済は、ある地域の住民や
特定の職業の人達による
非営利の相互互助制度です。
そこも、相互互助です。
病気や怪我をした時支払われる共済金は
共済に加入している組合員が出し合う
掛金で賄われています。
2 共済のメリット
次に、生命保険と比べた
共済のメリットについてお伝えします。
①掛金が割安
いつ来るかわからない
「もしもの時」に備えるのが保険です。
しかしその一方で
いつ来るわからないからこそ
できれば月々の出費は抑えたいものです。
その点、非営利で運営されている共済は
掛金が安く、その多くは数千円です。
②割戻金がある
共済は、決算でもし余剰金が出れば
「割戻金」として組合員に還付されます。
毎年必ず出るものではありませんが
それでも掛金の30%ほどが
戻ってくることもあります。
③保障内容がわかりやすい
生命保険の雑多な商品や
オプションの全てを理解するのは大変です。
その結果、よく分からずに
惰性で同じ保障内容で何年も契約している人も
いるでしょう。
その点、共済の保障内容は
シンプルでわかりやすいです。
惰性で選んでいる生命保険に
高い保険料を払うくらいなら
シンプルできちんと理解でき
しかも安い共済に変えるのも
一つの手です。
➃掛金が一律
大抵、保険加入を真剣に考えるのは
ある程度齢を取ってからですが
生命保険は年齢が上がるにつれ
保険料も上がります。
その点、共済は同一の保障内容であれば
年齢、性別問わず、掛金は一律なことが多いです。
➄ 持病があっても加入できる
共済は生命保険と違い
加入時に持病があっても
ほとんど断られません。
以上➀~➄のことから
共済は非営利なこともあり
所得の低い方、高齢者、病気の方など
社会的に立場の弱い方に優しい制度といえます。
3 共済のデメリット
もちろん、生命保険と比べた
共済のデメリットもあります。
➀保障内容・額が少ない
共済のメリットとして
保障のシンプルさを挙げましたが
それは裏を返せば
商品数やオプションが少ないということです。
ですから
「この商品にプラスして
この保障だけオプションでつけたい」
といった商品のカスタマイズもしにくいです。
保険料が高くても
しっかりとした保障を望む人には
生命保険がお勧めでしょう。
また、県民共済では
病気による死亡保障が最高で800万円など
生命保険と比べると
補償額が少ないのもネックです。
➁終身保障が少ない
共済には、終身保障の商品が少ないです。
また、高齢になると
加入できる商品が限られたり
保障額が減ることがあります。
そのため、ネット生命保険などで
安く終身保障の保険に加入し
足りない分を共済でカバーするなど
工夫が必要です。
➂若者にとっては割高な場合もある
共済のメリットとして
年齢問わず掛金が一律だとお伝えしました。
しかし、これは正確には
生命保険では保険料が上がる
高齢者にとってのメリットといえます。
生命保険は、高齢者の保険料が高い分
若い人ほど安いので
20代、30代の方は
自身が望む保険内容で
共済の掛金と生命保険の保険料を
比較してみましょう。
そうです。
だからこそ、保障を共済か生命保険かの
二者択一で考えず
2つを上手く使い分けることが大切です。
4 共済・生命保険の良いとこ取りをするには
共済と生命保険の良いとこ取りをするには
まず自分がどちらの保障に向いているかを
知りましょう。
その上で足りない分を
もう一方の保障で補うことです。
共済に向いている人
- 持病などで生命保険に入りにくい人
- 健康に自信があり、最低限の保障でいい人
- 経済的余裕がなく、なるべく保険の負担を軽くしたい人
➁については
若くて健康な人はもちろんですが
高齢者で健康に自信があったり
貯蓄があっていざという時の医療費を
自腹で払う余裕のある人は
共済を検討してもいいかもしれません。
なぜなら既にお伝えしたように
共済は掛金が一律で
高齢の方ほど経済的にお得だからです。
生命保険に向いている人
- 最新の保障内容を知りたい、利用したい人
- 自分に合った保障内容にカスタムしたい人
- 保険料の高さより保障の手厚さを重視する人
➁・➂については
不足分を生命保険のオプションに
加入した場合と
共済でカバーする場合
どちらが安いか比較してみましょう。
まとめ
今回は、生命保険と同じような機能を持つ
共済について紹介しました。
どちらも一長一短だからこそ
2つをうまく組み合わせて
最小限の負担で最大限の保障を
得られるようにしましょう。
それでは今回もお疲れ様でした!