自動車を買うときにかかる費用とは? 【維持費もご紹介】

人生の三大出費と呼ばれる
「住宅」「教育」「老後」…
それに続く出費が
「自動車」です。

電車やバスなどの公共機関が
充実している都心であれば
必要性を感じなかったり
「娯楽品でしょ?」と
思われてしまったりすることも…。(涙)

しかし、自動車が無ければ
仕事に支障をきたしたり
生活が成り立たなかったりする地域も
少なくないのです!

しかし、自動車を買うときには
車本体の購入費以外にもお金がかかります。
せっかくステキな車を手に入れたのに
思ったよりもお金がかかってしまい
家計を苦しめてしまうことも…

そんなことにならないように
今から自動車にかかるお金について
勉強していきましょう♪

質問者の写真
今回も一緒に学んでいくで~♪

 

購入時にかかる費用

自動車を購入するときには
自動車本体にかかる費用以外にも
「初期費用」と呼ばれる費用がかかります。

法律で定められているものもあれば
自分でやればお金を浮かせることが
できるものもあります。

費用は自動車の種類によっても
大きく差がありますが
まずはどんな費用がかかるのか
チェックしましょう!

車両代

車両代は新車や中古車での違い
メーカーや車種などでもバラバラです。

しかしほとんどの場合
一番負担が大きいのは車両代でしょう。

車両代には消費税がかかるのも
忘れてはいけません。
車両代が200万円なら
消費税10%として20万円もかかります。

金額が大きくなるとつい
「そのくらいは」と感じる人も
20万円の買い物をすると思うと
高いなぁと感じますよね。

他に油断できないのはローン利息です。
高額な買い物のため
マイカーローンなどを借りて
購入する方が多いのではないでしょうか?

ローンは毎月少しずつ返済するので
貯蓄を大きく減らすのを防げますが
利息負担は少なくありません。

車両代220万円を10年間(金利2.5%)で定額返済すると
利息は約29万円、5年間でも約15万円かかります。
これらの利息を含めると、車両代200万円が
返済完了時には250万円近くに膨らんでいるのです。

解答者の写真
ローンは便利やけど、金利のことを考えるとなるべく短い期間で返したいな!

自動車損害賠償責任保険

必ず加入しなければならない保険です。
加入せずに運転すると
50万以下の罰金または
1年以下の懲役だけでなく
免許停止処分(違反点数6点)となります。

人身事故のみが対象で
相手の車や住宅の壁などの
モノに対する損害は保証されません。

保険は1カ月単位で契約できますが
1年、2年とまとめて支払うと
保険料は割安になります。

参考:国土交通省HPより
https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/jibai/policyholder.html#2

自動車税種別割(自動車税)

毎年発生する税金
自動車の所有者に課税され
都道府県に納めます。

税額は自動車の排気量によって決まります。
普通自動車では2万円台~11万円台と
幅がありますので
憧れの車を買ったけど
毎年の税金が支払えない…(涙)
なんて悲しいことにならないよう
事前にシミュレーションしましょうね。

軽自動車税(種別割)

軽自動車の場合は
税金の種類も金額も違ってきます。
自動車税は都道府県税でしたが
軽自動車税は市に納めます。

自家用車の場合は
保険料が7,200円からとなっており
前項の自動車税よりも安いので
車が必要だけど維持費が…という方は
軽自動車を視野に入れてもよいでしょう。

自動車重量税

自動車の「重さ」を基準として
課税されます。
新規登録時や車検時に支払うことになり
経過年数やエコカー基準に該当しているかによっても
金額が変わります。

リサイクル料

自動車を廃棄するには
部品の再利用や有害物質を
処理する必要があります。

その費用を自動車の所有者が
「購入時」に支払うというシステムに
なっているのです。

値段は6,000円~18,000円程度で
メーカーや車種によって異なります。

自分でもできる手続き

新車で購入するときには
販売店に手続きすべてを
任せてしまいますよね。

そのなかでも
実は自分で手続きができるものもあります。
特に、中古車を買ったり
知人や家族から譲って貰ったりするケースでは
自分で手続きをする方が断然安く上がります。

質問者の写真
手間は増えるけど、お金が節約できるならやってみよかな?

車庫証明費用

車庫証明は自動車がどこに保管されているかを
証明するものです。
車の持ち主が道路や他人の土地に
勝手に駐車してしまっては困りますし
違法行為になってしまいますよね。
それを防ぐために
車の「住所」を決めるのがこの
車庫証明です。

車庫証明は自動車を購入したあとの
車両登録や名義変更をするまでに
用意しましょう。

申請場所は保管場所を管轄する警察署
2,000円~3,000円の手数料がかかります。
販売店に依頼すると
1万円~3万円ほど掛かってしまうことが
多いでしょう。

車両登録(名義変更)費用

自動車にはナンバープレートがありますよね。
ナンバープレートを交付して貰うには
工場から出荷時された時に付けられている
「完成検査修了証」を
陸運支局または検査登録事務所に
持っていく必要があります。

この手続の時に自動車税と自動車重量税も
支払うことになります。

また、事務手数料や
ナンバープレート発行料金と合わせて
3,000円程度かかります。

解答者の写真
新車の場合は車体を運搬するのも難しいから、販売店に任せるのが無難やな♪

納車にかかる費用

自動車を自宅などに届けて貰う場合にかかる費用です。
かつてはサービスとして無料であったことも多かったですが
今では請求する販売店が増えています。

費用は10,000円ほどで
自分で販売店まで引き取りに行けば
もちろん無料です。

任意保険

法律で定められた自動車損害責任保険は
「人」に対する保険ですが
保証額は1人あたり120万円と
最低限の保証でしかありません。

それに比べて任意保険は
対人・対物ともに無制限のものなどさまざまで
自動車通勤するには会社側が
加入を必須条件としていることが普通です。

車を買った時にお店側が提供する
任意保険に加入することもでき
事故時には販売店側が
保険関係や修理対応をしてくれるという
メリットもあります。
独自のサービスなどが充実している一方で
保険料が割高というデメリットもあります。

購入後にかかる費用とは?

購入後にも「維持費」がかかるのが
自動車の特徴です。
走れば走った分、燃料を買わなければなりません。
タイヤやバッテリーなど
走行距離や経年劣化に合わせて
交換する必要もあります。

何かにぶつかり傷が付けば
修理代も当然かかります。

毎年かかる自動車税と任意保険料や
数年おきの車検代も
大きな出費となるでしょう。

質問者の写真
1回あたり数万円単位って…家計のダメージが大きいな・・・。

 

ですが、いつどれぐらい掛かるか
予想しやすいのが自動車費用の特徴です。
1年間の費用を計算し計画を立て
毎月少しずつお金を積立ておくとよいでしょう。

まとめ

自動車を購入するには
車両代以外にも費用がかかります。
販売店で気に入った車の総額を計算して貰ったら
思ったよりも値段が高い…(涙)
なんてことも。

ですが、人は一度決めてしまうと
途中で止めるのはとても難しいと言われ
予算オーバーでも契約してしまうのです。

冷静に判断するためには
あらかじめ費用を予想できるように
しておくことが必要です。

購入後の維持費も決して安くはありません。
何年間使用するかまで含めて
長期目線で計画を立てて
素敵なカーライフを送りましょう!

質問者の写真
お疲れ様でした~♪

 

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