電気代や食品など相次ぐ値上げに家計のやりくりが大変…というご家庭は多いですよね。
つみたてNISAなどで資産運用したくても余裕がない!と思うあなたに見直してもらいたい場所が「冷蔵庫の中」です。
毎日見る場所だからこそ、改善効果が大きいですよ!
目次
冷蔵庫はブラックボックスになりがち
あなたのお家の冷蔵庫の中身はスッキリしていますか?
ゴチャゴチャしている冷蔵庫のお家は、実は貯金下手体質かも…。
家計の中でも食費が占める金額は上位に入りますよね。
食費を改善するなら、食べ物の保管場所である冷蔵庫を見直すのが一番の近道です。
まずは一度勇気を出して冷蔵庫の中身を確認してみましょう!
- 賞味期限が切れているもの
- 傷んでいる作り置き
- ほとんど使われていない調味料
- 何ヶ月も凍ったままの冷凍食品
これらは買わなくてもよかったものです。
金額を計算してみると何千円、何万円にもなっているかもしれません。
さらに冷蔵庫の中にある使っていない保存袋、ゴミクズ、プラスチック容器が冷蔵庫を見づらくしてしまっていることも(汗)
冷蔵庫は開けていると冷気が逃げてしまうのでじっくり見る機会が少ない場所です。
さらに家族以外が見るのがタブーとされているので、見直しをしようと思いにくい場所でもあるのです…。
でも、勇気を出していらないものを無くすだけで冷蔵庫はスッキリします♪
冷蔵庫を賢く使うコツとは?
置く場所の特徴を理解する
冷蔵庫は上に長くできています。
上段は手が届きにくく見えづらくなっているので、使用頻度が低く日持ちがする食材を置くようにしましょう。
中段は一番使いやすく回転が早いゾーン。
作り置きのおかずやすぐに使う肉や魚などを置くようにします。
下段はちょっと使いにくい反面、スペースが広いことが多いですよね。
汁物やチルド品を置くのに最適です。
見やすいように定位置を決める
冷蔵庫の大まかな物の置き方を理解したら定位置を決めましょう!
いつも置く場所が決まっていれば管理しやすいからです。
とはいえ、冷蔵庫には色々なものが入るので大まかでも大丈夫!
大切なのは、詰め込んでしまって中が見づらくならないようにすることです。
冷蔵庫の両サイドと奥には物を置いて、中央の手前側は開けるように意識するとすっきりするでしょう!
細かいものはまとめる
からしや生姜チューブのような小物や魚肉ソーセージのように束になって売られているものはバラバラになりがちですよね。
そこで100円ショップの収納アイテムを使って1つにまとめるようにしましょう。
冷蔵庫の奥で忘れ去られていたなんてことも防ぐことができます!
毎日使うものは1つの容器にまとめておくのも良いでしょう。
例えば子どものおやつ、朝食で必ず取り出すものなどです。
容器に入る分しか買わないと決めれば買いすぎを防ぐことができますし家事も楽になるはずですよ?
すぐに使えるように分けておく
冷蔵庫で物が残ってしまう原因の1つに「使うのが面倒」ということがあります。
忙しい日々の中で料理を作るのは一苦労。
野菜やお肉を切るところから始めるのが手間で、気づいたら賞味期限を過ぎていたなんてこともあるのでは?
そこで、買ってきたらすぐに使いやすい形にカットしてしまいましょう!
カットしたら保存袋にいれて冷凍。
調理のたびにカットするよりもまとめてしたほうがトータルの作業時間は短くすむメリットもあります。
味噌汁や煮物ならそのまま使える上にいつもより早く火が通ります。
炒めものでも電子レンジで数分温める程度で解凍できます。
ただし、冷凍していても鮮度は少しずつ落ちていくので1か月以内に使い切れる分だけにしましょう!
賢い買い物の仕方とは?
計画を立てて買い物に行く頻度を下げる
ついつい買いすぎてしまうのは自分の中で予算が決まっていないからです。
1ヶ月という長い期間で考えることが必要です!
まずは予算を決めましょう。
2人暮らしなら2万円あれば無理なく健康的に食事を楽しむこともできます。
そのためには決められた予算に自分の生活スタイルを寄せていくことが大切です。
最初は大変かもしれませんが少しずつ慣れていきますよ。
買い物は1週間に1回、近くでプライベートブランドの多いスーパーを1つ選び、一番お買い得な曜日を決めてしまいましょう。
毎週行く日が決まっていれば計画も立てやすく、週の終わりには自然と冷蔵庫の中身は少なくなっていきます。
1週間を乗り切るには買い物前に冷蔵庫の在庫をチェックして、本当に必要なものだけを考える習慣が身につくはずです。
傷みにくいものを選ぶ
日持ちをする食材を中心に購入しておけば賞味期限を迎えてしまう可能性を下げることができます。
魚肉ソーセージ、缶詰、乾物など加工品がオススメです。
生鮮食品は旬のものを中心に選びましょう。
値段も安い上に栄養価も高く季節感も演出することができます。
ただし、年によっては不作ということもあるので、値段が安定している加工野菜を選ぶのもポイントです。
安さに飛びつかない
「日替特売品」や「ファミリージャンボパック」という言葉にはつい心が踊ってしまいますよね♪
お買い得品と書かれていても1個あたりや100gあたりにすると実は安くないということもあります…(汗)
また、買ったけど食べきれないなど、結局使わなかったならムダでしかありません!
例えば醤油など調味料は大容量品が売られていますが、1回に使う量は限られているので賞味期限を過ぎてしまうことはよくあります。
大きいので冷蔵庫の使い勝手が悪くなってしまうこともよくあることですよね。
自分たちに合ったものを選ぶのも節約のポイントになります。
楽しんで買い物しよう!
節約することばっかり考えていると息が詰まって長続きしません。
楽しんでこそ買い物です♪
たまに見かけた珍しい名産品や美味しそうなお菓子を買うのはもちろんOK!
それでも「400円までご褒美として買っても良い」のようにルールを決める必要はあります。
まとめ
家計の出費上位である食費。
スーパーなどで買った食材の多くは冷蔵庫に入っていきます。
じっくり見ることが少ない冷蔵庫の中はムダがたくさん潜んでいます。
冷蔵庫の使い方を改善できれば、ゴミ箱に捨てていたお金を資産運用などに回すこともできるかもしれませんよ!