春といえば新生活シーズン。
学生から社会人に
転職で住居を変える人も
多いのではないでしょうか?
ですが引越しは
手間だけではなく
お金もかかる…
どれくらいお金が必要かを知らないと
いざという時にお財布がカツカツになって
困ってしまいます(涙)
ここでは
そんなことにならないために
引っ越しの注意点と費用について
まとめてみました♪
目次
準備期間は?
春に引越しするなら
2ヶ月前から動いておくのが◎。
転居先を見つけるのは
早いもの勝ちなので
遅くなりすぎると
希望条件の物件が
少なくなってしまいます。
だからといって
あまりにも早すぎてもNGです。
例えば12月中に申し込んで
入居が4月…なんて考えていても
大家さんはOKしないでしょう。
大家さんからしてみれば
3ヶ月以上も家賃収入が無くなってしまうからです。
また、契約できたとしても
家賃を無駄に払うことになったり
その間にもっといい物件が
出てきたりするかもしれませんよ。
また、今住んでいるのが賃貸なら
管理会社や大家さんに
契約解除を伝えなければなりません。
物件探しに夢中になって
「退去の連絡を忘れてた!」
なんてことにならないように!(笑)
部屋の広さや住んでいた年数にもよりますが
4万円~8万円ほどかかるケースが多いようです。
これは「原状回復義務」があるからで
借りた時の状態に戻してくださいね~
という約束事のことです。
もちろん、長く住んでいれば
経年劣化は発生するので
その分を明らかに超えてしまっている場合が
対象になります。
アパートを借りている人が
退去費用をどこまで負担するかは
国土交通省からガイドラインが出されています。
入居時に「敷金」を支払っているなら
敷金を原状回復の費用に充てるので
退去時に請求がないこともありますよ♪
ただし、故意で壁に穴をあけてしまった
部屋でゴルフの素振りをして
ガラスを割ってしまったなど
敷金で賄えないほどの
修繕費がかかってしまった場合は
清算金の支払いが必要になります。
ただし、管理会社が提示する
退去費用には経年劣化によるものなど
本来対象ではないものが含まれていたり
対象のものであっても
不当に高い単価だったりすることも…。
その場合はきちんと管理会社に説明を求め
泣き寝入りをせず交渉しましょう!
また、不用品を捨てる費用も
忘れないようにしましょう。
大型家具は回収に申込みが必要だったり
費用がかかったりすることがあります。
逆に中古品ショップやフリマアプリで売れば
お金にすることもできますので
活用してみるのも良いですね♪
引越しの方法
引っ越しには業者に頼む方法
自分で運ぶ方法
両者を混ぜる方法があります。
引越し業者に頼む
引越し業者のメリットは
「とにかくラク♪」なことです。
冷蔵庫など大型の家具家電や
扱いの難しい電子機器も
適切に扱ってくれますし
万が一の時にも
損害補償がされる場合もあります。
費用としては1人暮らしで
3万円~10万円が相場でしょう。
ただし3月の引越しのハイシーズンでは
都内などの人口密集地では
何倍もの値段になるケースもあります。
できるだけ余裕をもって
準備を進めることが
費用を節約するポイントですね♪
自分で運ぶ
自家用車を持っていれば
費用は燃料代・高速代だけで済みます。
もし自家用車が無い場合でも
レンタカーを借りれば
1日2万円程度の出費に抑えることができます。
ワンルーム程度の量で
引越し先が50km程度なら
3~4回の往復で済むでしょう。
十分に1日で作業は完了しますよ♪
ただし
大型の家具家電を運搬するのは難しく
室内への運び込みも大きな負担となります。
自分の他に1~2人
協力してくれる家族や仲間がいると
心強いですね!
一部分だけ業者に頼む
大型の家具家電など
運ぶのが難しいものだけ業者に依頼して
小型のものは自分で運ぶ方法です。
個人事業主として1人で営業している業者も多く
依頼者(自分)が運搬作業に参加する代わりに
値段が安いケースもあります。
小型家電や食器、衣類などは
自家用車やレンタカーを借りて運べばOK。
「自分で運ぶ」方法のように
協力してくれる人が見つからない
遠方にいるなどの場合には特に検討したい方法です◎
費用も1~3万円程度で収まるので
大手引越し業者が確保できない場合で
引越し先が遠方でないときは
選択肢に入れたいですね♪
引越し先にかかる初期費用
引越し先の管理会社や大家さんに
支払う金額は家賃にもよりますが
20~50万円ほどかかります。
家賃を基準に設定されている項目が多く
家賃が高いほど初期費用も
高くなる傾向があります。
項目全てが必須ではなく
物件によっては無いものもありますので
物件情報をしっかりと確認しましょう!
築年数が浅い新しい物件ほど
費用は高めに設定される傾向があります。
敷金
目安:家賃の約1ヶ月分
退去時の原状回復費用や
家賃未払いがあったときの
保証金として支払います。
もし使われなかった場合には
退去時に返金されます。
礼金
目安:家賃の約1ヶ月分
大家へ支払われるお金で
敷金と違って返金はありません。
スポーツジムなどで例えると
「入会金」にあたるもので
家賃とはまったく別のものです。
仲介手数料
目安:家賃の約1ヶ月分
物件を紹介してくれた
業者に支払うものです。
契約の事務手続きなどの
手間賃も含みます。
管理費など
目安:家賃の5%から10%程度
家賃の他に毎月支払うもので
物件全体のメンテナンス代に充てられます。
物件情報で小さく書かれていることも
多いので注意しましょう。
鍵交換代
目安:1~2万円
前に住んでいた人が
スペアキーを隠し持っていた場合
侵入されてしまうリスクを
防ぐためのものです。
国土交通省のガイドライン上では
「大家側が負担するのが妥当」
とされていますが
強制力はありません。
現状は借りる人(自分)が
費用を負担することがほとんどです。
火災保険料
目安:1~2万円
火災や盗難に遭ってしまった時の保険です。
2年契約のことが多く
更新ごとに支払います。
保証会社への保証料
目安:家賃0.5~1ヶ月分
かつては親などを連帯保証人として
立てていましたが
今では保証会社に保証金を支払うケースが
多くなりました。
まとめ
引越しに必要な費用をすべて足すと
30万円~60万円程度にもなります。
短期間でこれだけのお金が
出ていくのは大変ですよね…(涙)
早く物件探しを始めて
引っ越しのハイシーズンを避けたり
自分で運べるものは運んだりりすることで
費用を減らすことはできます。
最低でも数年は住むことになるお家
嫌な記憶が残らない引越しを目指しましょう!