今日は退職をする際の注意点を解説していくよ!
キャリアップを目指す
人間関係に嫌気がさした
独立して開業するなど
退職する理由は人それぞれですよね。
「もう会社を辞めてやる~!!」と
何度も思ったことがあっても
実際に退職が慣れっこという人はあまりいないでしょう。
そして
いざ辞めようと思うとたくさんの疑問が湧いてくるはずです。
目次
退職日までにやるべきこととは?
退職をすると決めたあなた
まず何をする必要があるでしょうか。
そう!
退職の意思を会社に伝えないといけないのです。
退職の意志を伝えたら
次は退職に向けてするべきことを見ていきましょう。
退職の伝え方
飲み屋で
「会社を辞めてやる!」と
仲がいい仲間と愚痴を言い合うのはいいですよね。
ですが
職場内ではベラベラと言いふらすのはよくありません。
退職の伝え方が
ルールとしてしっかりと決まっている会社なら
それに従うようにしましょう。
基本的には
まずは部署の一番近い上司に伝えてみましょう。
例えば
直属の上司である課長を超えて
部長に伝えてしまうと
課長のメンツが潰れていい気はしませんからね。
退職の意志は相談ベースからでもよく
メリットとしては会社側の反応を見ることができます。
多くの場合は退職理由を聞かれますが
正直に伝えるかは
ケース・バイ・ケース
です。
もし理由が正当なら
退職する原因を会社が解決してくれるかもしれません。
ですが
意志が固いのなら
「建前」を強調して退職するのも手でしょう。
退職理由が独立だと
応援してくれる会社は多いはずです。
一方で脅迫や妨害をしてきて
損害金を支払えと言ってきたりと
トラブルになる会社もあります。
同じ業界・業種で独立をするなら特に!
悪い評判はスタートの障害になってしまいます…(涙)
退職日はいつがいい?
業務内容や部署の人数にもよりますが
1ヶ月から2ヶ月程度を見ておくようにしましょう。
あまりに急だと会社側とトラブルになりやすくなります。
また
就業規則によってルールが定められている場合もあります。
退職の具体的な日付は
給料の締め日が分かりやすくていいでしょう。
会社側としても計算や事務処理が楽なので
歓迎されることも(笑)
退職の日付を決めるときに話題にでることがあるのが
社会保険料(健康保険と厚生年金保険)についてです。
月の末日まで在籍していると
社会保険料が発生し
最後の給料から控除されます。
入社月と退職月の組み合わせによっては
2ヶ月分引かれるケースもありますので
ちゃんと貯金しておきましょうね ♪
伝え方だけではなく伝えるタイミングも大切なんだね
月末の前日までなら
社会保険料は発生しません。
ですが
次の会社で働くまで期間がある
または独立する場合は
国民年金と国民健康保険の支払いをする必要があります。
離職票が必要かどうか
離職票は雇用保険の失業等給付
いわゆる失業保険を貰うために必要です。
貰うかどうか自分で選ぶことができます。
もし
次の仕事が3~4ヶ月以内に始まる目処が立っているなら
必要ありません。
源泉徴収票がいつごろ届くか確認する
退職して最後の給料が振り込まれた後に
会社が郵送してくれるケースがほとんどです。
数ヶ月たっても来ない場合は確認をしましょう。
事務担当者が送り忘れていた!
なんてこともあります(笑)
源泉徴収票は
次の職場で入社時に求められることが多いでしょう。
これは年末調整で必要だからです。
もし、入社日が10月~12月頃になるようなら
早めに手配して貰いましょう。
次の会社の処理に間に合わなかった場合は
自身で確定申告をすることに…(涙)
その場合でも
源泉徴収票は必要になりますので
どちらにせよ早めに貰いましょう!
すぐに確認した方が良さそうだね♪
退職後にすること
退職をしてスッキリしていますか?
ワクワクしていますか?
不安ですか?
退職をしてすぐに
次の仕事を始める方も多いでしょう。
ですが
まだ仕事が決まっていなかったり
せっかくだから半年ほど遊ぼ~♪
と思っていたりする方もいますよね。
ここからは
退職後の手続きについてご紹介します!
住民税について
すぐに次の会社が決まった場合は
その年度の残りの住民税を自分で支払うか
転職先で天引きしてもらうかの
2通りがあります。
前者であれば
市町村から送られてくる納付書で
支払いをします。
後者なら
転職先の総務部門などに依頼をしましょう。
しばらく仕事をしない場合には
退職後1~2ヶ月以内に市町村から送られてくる納付書で
きちんと支払いをしてくださいね ♪
ハローワークに行く
失業保険の手続きのためにハローワークに行こう!
それには離職票が必要で
離職票が手に入るまで退職から1ヶ月以上かかるのが普通です。
法律上14日以内に手に入るように書いてありますが
実務的にはなかなか難しいのです…。
民間の求人WEBサイトで
仕事を探すことが多いかもしれません。
ですが
ハローワークで手続きをすると
資格支援制度などを紹介してくれることがあります。
普通なら何十万円も掛かる士業の講座が
テキスト代程度で済む場合も ♪
要件がありますので
ハローワークに確認してみましょう!
社会保険の切替え手続きをする
退職日に「社会保険離脱証明書」という書類が
会社から発行されます。
独立やしばらく仕事をしない場合
厚生年金保険と健康保険から
国民年金と国民健康保険へ切替えが必要となるので
手続きに必要な書類です。
ですが
ご家族が会社員なら
一時的に扶養にはいるのが一番お得かもしれませんよ♪
「養われてる…」という抵抗感があるかもしれませんが
ご家族やその会社に費用は発生しませんので
収入が安定するまではお願いしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
具体的に分かっていたら安心だね
日本人の半分は
生涯転職をしないと言われています。
なので
転職をするとどう困るのか?
ということを知っている人は意外と少ないですよね。
退職をするとやらなければいけないことが
思っている以上にあります。
頭がいっぱいになってしまいそうですが
リストアップして
1つずつクリアすれば大丈夫ですよ♪