【FP3級シリーズ】住宅購入前に知っておきたい3つの金利について解説!〜住宅金利編〜

この章では1分シリーズの住宅関連について解説します。

 

子どもも大きくなったし、そろそろ夢のマイホーム購入へ・・・。

人生の中で大きい買い物の一つである「住宅」。

よく論議されているのが「賃貸派」か「購入派」かという内容です。

これには様々な議論がなされています。

質問者の写真
賃貸は自分の資産にならへんのやから、断然購入のほうがお得やろ!

 

しかし、そもそも人生背景が異なる以上、どちらが得か、何をして得とするかは人それぞれです。

例えば

  • 都心部なのか地方なのか
  • 職業は何をしていて、今後もそれを続けていくのか
  • アパートなのか、マンションなのか、一軒家なのか
  • 新築なのか、リノベーションなのか

そのため、どちらがお得かについては内容によって異なります。

解答者の写真
ちなみに私は賃貸派かな~。将来海外で生活したいし・・・。

 

そんな住宅についてですが、この章は1分シリーズのため、深い議論は一旦端に寄せておきます。

今回は、三重県など地方に住んでいる人を対象に、購入を前提とし、進めていきます。

1分で学べるように解説していきますね!

それでは本題に進みましょう!

 

住宅購入!必要な自己資金額はいくら?

質問者の写真
住宅購入を検討しているねんけど、住宅ローンの融資限度額っていくらなん?

 

こんな疑問を感じたことはありませんか?

 

住宅ローンの融資限度額は、一般的に物件価格の8割以下にする必要があります。

そのため、必要な頭金は物件価格の約2割程度が必要だと言われています。

例えば、物件価格が3,000万円の物件を購入したとしましょう!

その場合、2,400万円が融資限度額になり、600万円は頭金として自己資金が必要になるという計算です。

質問者の写真
もし35年ローンを組んだ場合、月々約6万円くらい返済が必要ということやな!
解答者の写真
金利を忘れてはだめですよ!!金利については後述しますね!

住宅購入には他にも諸経費がかかる

住宅を購入する際、忘れてはいけないのが諸経費です。

解答者の写真
ついつい物件価格だけに目が行ってしましますが、諸経費を忘れてはいけません!

 

結論から言うと、諸経費は物件価格の1割ほど見ておく必要があります。

諸経費でいくと、例えば

  • 消費税
  • 印紙税
  • 不動産取得税
  • 登録免許税
  • 登記費用

などが、かかってきます。

 

そうすると・・・

先ほどの頭金2割+諸経費1割で、計3割程度を見ておくのが一般的になります。

解答者の写真
さっきの3,000万円の例で行くと、自己資金は約900万円ということですね!

住宅ローンの金利は?

さて、この章の本題です。

住宅ローン金利には次の3つがあります。

  1. 固定金利型
  2. 変動金利型
  3. 固定金利選択型
解答者の写真
一つずつ解説に移りましょう!

 

金利の種類

まずはこちらを見てください!

(出典:SBIマネープラザ「住宅ローンの金利タイプ|固定金利型と変動金利型の違いとは?」より)

①固定金利型とは

ローンの申し込み時もしくは、ローンの実行時の金利が返済終了まで一定ということです。

例えば、35年ローンを組み、申し込み時の金利が0.6%であった場合、返済終了までずーーっと0.6%ということです。

解答者の写真
返済計画が立てやすいのがメリットですね!

 

②変動金利型とは

市場の金利の変動に応じ、金利が変動するローンのこと。

この「市場金利」によって、利率が変動します。

一般的に、金利は半年ごとに見直され、5年ごとにその金利変動に基づいて返済額の見直しが行われます。

解答者の写真
日銀の金融緩和、インフレなどの影響によって市場金利に変化が起こります!

 

③固定金利選択型

最後に、固定金利選択型について解説します。

返済期間のはじめは固定金利でいきます。

設定されている固定金利期間が終了したあとに、固定金利型を継続するか、変動金利型に変更するかを選択することができます。

固定金利期間が長ければ長いほど、固定金利期間の金利は高くなる傾向にあります。

まとめ:住宅購入!その前に知っておきたい3つの金利!~住宅金利~

この章では住宅関連の中の「住宅金利」について、解説しました!

最後にポイントだけザッとまとめて終わりにしましょう!

住宅購入に必要な自己資金額は?

  • 住宅ローンの融資限度額は、物件価格の8割以下が目安
  • 自己資金は頭金2割と諸経費部分1割で3割程度を目安とする

住宅ローンの金利は主に以下の3つ

  1. 固定金利型
  2. 変動金利型
  3. 固定金利選択型

この3つです!

固定金利型

ローンの申し込みや実行時の金利が返済終了まで一定

変動金利型

市場の金利の変動に応じ、金利が変動する

固定金利選択型

固定金利から始まり、その後、固定金利か変動金利かを選択することができる

この章はこれくらいで終えておきましょう!

1分が目安ですからね^^

それでは、また次回の章でお会いしましょう!

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【超基礎 1分】第3回 住宅購入前に知っておきたい2つのローン~住宅ローン~ | Working LABO へ返信する コメントをキャンセル

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