このシリーズでは投資用語から愛案で、投資への不安や抵抗を無くしていくことが目的です。
今回の章はインフレとデフレについて解説します。
1分で読破できるので、お気軽にお読みください。
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目次
インフレとデフレ
インフレとは
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インフレという言葉を耳にする機会は多いと思います。
正式名称は、インフレーションと言います。
経済学では、一定期間にわたって経済の価格水準が全般的に上昇することをインフレーションと呼ぶ(出典:Wikipedia「インフレーション」より
簡単に言ってしまえば
モノの値段が上がること
をインフレーションと言います。
インフレーション例
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お財布に千円札を入れて
スーパーマーケットに行きました。
あなたの大好きなトマトが
1個100円で売られていたとします。
この時、いくつのトマトを購入することができるでしょうか?
そうです!
正解は10個のトマトを購入することができますね!
しかし・・・
ある日突然インフレが起きたとします。
先程の解説でいくと
モノの値段が上がるのがインフレでしたね。
ということは、トマトの値段も当然上がってしまいます。
では、インフレ後に同じ千円を握りしめて、もう一度スーパーマーケットへ行ってみましょう。
すると
トマト1個120円まで値上がりしていました。
先ほどは10個購入できたトマトが
今度は8個しか購入することができません。
値段があがると
同じ千円札でも購入できる量が減ってしまいます。
これがインフレーションです。
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デフレとは?
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次にデフレについて解説します。
正式名称はデフレーションといいます。
デフレーションとは、物価が持続的に下落していく経済現象であり、つまり、モノに対して、貨幣の価値が上がっていく状態となる。(出典:Wikipedia「デフレーション」より
先程のインフレとは逆に
モノの値段が下がること
を指します。
デフレーション例
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デフレも先程と同じように・・・
お財布に千円札を入れて
スーパーマーケットに行きました。
あなたの大好きなトマトが
1個100円で売られていたとします。
この時トマトを購入できる量は10個です。
しかし・・・
デフレが起きたとします。
先程の解説でいくと
モノの値段が下がるのがデフレでしたね。
ということは、トマトの値段も下がります。
では、デフレ後に同じ千円を握りしめて、もう一度スーパーマーケットへ行ってみましょう。
すると
トマト1個80円に値下がりしています。
ということは
トマトを購入できる量は?
そうです。
12個購入できるということになります。
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資産運用時のインフレとデフレが及ぼす影響は?
資産運用でも、インフレやデフレは大きく影響を及ぼします。
金融商品には
インフレに強く、デフレに弱い商品と
逆に
デフレに強く、インフレに弱い商品があります。
インフレに商品は?
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ザックリと進めますが
主にインフレに強い商品と言われているのが
- 不動産
- 株式
などが代表的ですね。
景気がよくなると
モノの値段があがるという関係性があります。
すなわち
株や不動産の価値が
上がることを期待することができます。
デフレに強い商品は?
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変動の強い金融資産が
基本的にはデフレに強いと言われています。
例えば
- 円預金
- 国内債権
などが代表的でしょうか。
日本では、長らくデフレが続いておりました。
円預金や、債権など
低金利の商品に預けていたとしても
モノの価値が下がるので
お金の価値を上げることが可能とされていたんですね。
毎年モノの値段があがると?
仮に毎年3%ずつ(かなり大きいですが)
モノの値段があがると想定してみましょう。
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それとは逆に
同様の条件下で、円預金をした場合
お金は増えずに
モノの価格が上がってしまうので
モノを購入できる量が減ってしまいますね。
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預貯金の金利が上がればいいのですが…。
当分はあまり期待できなさそうですね。
特別編:ステルス・インフレも覚えとこう
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あなたは
このステルス・インフレ
お聞きしたことありますか?
因みに
日本ではこちらの傾向が強く見られます。
ステルス・インフレは
簡単に言えば
隠れた物価上昇
と言われています。
どういったものが、ステルス・インフレかというと
大きく分けて次の二つです。
- 価格はそのまま(もしくは少し下がる)で内容量の減少
- 品質低下による実質値上げ
となります。
例えば、タバコに例えると
今まで20本500円
のところが
18本490円になったとします。
一見、値下げはされていますが
1本あたりの単価は上がっていることになります。
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最後は特別編としてステルス・インフレを
ご紹介しました。
まとめ:インフレとデフレ!今更聞けないからコッソリと…教えちゃいます!
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この章では、インフレとデフレについて解説しました。
インフレとは
正式名称はインフレーションといいます。
モノの値段があがり、お金の価値が下がる事をいいます。
デフレとは
正式名称はデフレーションといいます。
モノの値段が下がり、お金の価値が上がる事をいいます。
資産運用時もインフレとデフレの影響は及ぼす
金融商品には、インフレに強くデフレに弱いものや
逆にデフレに強くインフレに弱い商品があります。
大きく影響することは頭の片隅に置いておくと
いいかもしれません。
ステルス・インフレ
ステルス・インフレとは
隠れた物価上昇と言われており
- 内容量の減少
- 品質低下により実質値上げ
など
実際の目には見えにくく
物価の上昇が行われていることをいいます。
日常でも、インフレやデフレという言葉は出てきます。
用語を覚えて
変化に強くなりましょう^^